全身性多汗症

全身性多汗症とは、決まった部分だけでなく、胸部、腹部、背中、臀部、大腿部など全身にわたって大量の汗をかく症状をいいます。
先天的か後天的かでも原因がかわってきます。先天的な多汗症は原発性多汗症または特発性多汗症と呼ばれるもので、思春期前に発症します。遺伝するともいわれていますが、はっきりしたことはまだわかっていません。



体質で全身に大量の汗をかく場合もありますが、別の疾患から全身性多汗症になる場合もあります。これが後天的なもので、続発性多汗症といわれます。特に発症する年齢が決まっているわけではありません。バセドウ病、糖尿病、リウマチ性関節炎、甲状腺や下垂体疾患、腫瘍、高血圧、薬物や水銀中毒でもみられます。水銀だけでなく、抗コリンエステラーゼ剤、解熱剤などでも発症することがあります。

体温調節を行う部分の興奮や異常によってもおこります。脳震とうやパーキンソン病などがその例で、交感神経系の障害によって全身性多汗症になることもあります。
更年期や妊娠期にも多汗症になる場合があります。肥満や激しいスポーツや重労働でも発症することがあり、過度な運動や労働には注意が必要です。そのほか、外傷や炎症などが原因で起こることがあります。

全身性多汗症は、局所性多汗症と違い、原因が病気であったり怪我であったり何らかの炎症であったりと比較的わかりやすく、原因不明ではないので安心しやすい傾向があります。また、他の疾患の治癒により症状が軽減することも多くみられます。

局所性多汗症と同様に治療を受けることができますが、他の疾病が原因の全身性多汗症は、他の疾病に使っている薬剤や治療法とうまくあわなければ多汗症の治療ができません。また、更年期や妊娠など時間の経過で改善されるものもあります。そのため、外用薬ですますことがありますが、完治を目指すのであれば、きちんと診断を受け適切な治療法を見つけることが大切です。

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